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高音域を伸ばすために必要な4ステップ

高音域を伸ばすために必要な4ステップ

歌を練習している方なら
ほとんどの方が抱える高音域の悩み。

・そもそも高音はどうやって伸びていくのか?
・音域を伸ばすために必要なこと


これらについて説明していきたいと思います。

高音も声のバランスは様々

一言で高い声を出すといっても、
地声で張って出すのか、裏声で薄く出すのか、
裏声でも鋭い声で出すのか、地声と裏声の間の声区で出すのか、

同じ高さの音でもいろんな
バランスの声を出すことができます。


そして、現状のあなたの発声技術によって
どの程度いろんなバランスの声で
幅広い音域をカバーできるかが変わります。

イメージしやすくするために、
以下の画像をご覧ください

図解参考著書:歌唱の仕組み その体系と学び方

まず声帯を厚く振動させて発声してる状態が地声
声帯を薄く振動させて発声してる状態が裏声になります。

図の右側、音が高くなっていくにつれて
声帯は輪状甲状筋(前筋)が働き、声帯は伸長していきます。

要は、声帯が厚い状態を維持して音を高くしていけば
地声感の強い声で高い音を出すことになり、

徐々声帯を薄くしながら音を高くしていけば、
地声から裏声に声区が移り変わりながら高い音を出すことになります。

その声区が徐々に変化していく区間をミックスボイスとして捉えます。

ギターの弦に例えると…

このように説明するとちょっと複雑かもですが、
ギターの弦に例えるともっとわかりやすいと思います。

ギターには太さの違う弦が6本あり、
一番太い弦を弾いてるときは太い音(地声)
一番細い弦を弾いてるときは細い音(裏声)


太い弦は音が太い分、低い音が出やすく
細い弦は音が細いが、高い音が出やすい。


太い弦でも、張力を増やせば音は高くなっていきますが、
その分音は硬い印象になっていきます。
それが地声でキツく高音を張ってるような状態ですね。

そのキツさを取るために、
一段階細い弦を代わりに弾くことで、
音は硬さは少し取れて、高い音も出やすくなります。
これがミックスボイスに入っているイメージです。

このようにして考えると、

音域における発声の技術というのは、

  • 声区の移行がスムーズに行われているか
  • 幅広い声のバランスでいろんな高さの音を出せるか

これが評価指標になります。

この点を意識して練習することが、
音域を広げることはもちろん、より柔軟な発声に繋がっていきます!

音域が伸びる段階は2種類ある

上記の話を踏まえた上で、
音域はどのように伸びるのかを考えましょう。

これには2種類の段階があり、
伸びるスピードも異なります。

①それぞれの声区の音域を伸ばす
②声区が繋がることによる音域の拡張

①それぞれの声区の音域を伸ばす

これは地声と裏声、それぞれの声区自体の音域を
伸ばしていくことになります。

この場合での音域の伸び方はゆっくりになります。

まるで筋トレをするように、
地声であれば地声の限界音を1音でも高く当てられるように
正しい発声のバランスを意識しながら広げていく感じになります。

悪いバランスの発声で伸ばそうとしても、
なかなか伸びづらいのも筋トレと似ていますので、


音域を伸ばすためにしっかりと
発声の基礎を固める必要があるのはこのためです。

②声区が繋がることによる音域の拡張

これは①とは違い、
声区自体をスムーズに繋げる作業になりますので、

声区の音域を広げていくというよりも、
2つの声区が繋がることによって
対応できる音域が広がるようなイメージです。

ですので、コツを掴んだら急に音域が広がったように感じられます。

ですが今の声区の音域の状態で繋げることになりますので、
①で十分に音域が広がっていないと、イメージしていたような
力強い高声が出せないなどの制限が出てしまいます。


このパターンで躓いている人は多いでしょう。

音域を広げるための4つのステップ

ここまでの話で大体、
音域を広げていくための全体的な流れは
想像できたのではないかと思います。

つまりは、

①まず発声の基礎を固める
②それぞれの声区の音域を十分に広げる
③声区を繋げる


この流れになります。
もう一つ追加して、

④ミックスボイスの安定させる

声区自体を繋げられたとしても、
安定して歌えるようになるのはまだ難しいです。

ミックスボイスの声区を安定させるための
練習も必要になってきます。

僕はその練習を生徒さんにレッスンで指導しているということですね!

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筆者プロフィール

赤羽皇平
赤羽皇平海外生まれのハーフボイストレーナー
カラオケが上手くなりたい一般の方から現役の歌手まで、オンラインを通して数々の人に自身のボイトレメソッドを指導。理論がわかりやすく効果を実感できると評判であり、自身が運営するYouTubeチャンネルも登録者数6万人を突破!