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歌ウマを目指すならボイトレの本質を知ろう

歌ウマを目指すならボイトレの本質を知ろう

どうもボイストレーナーの赤羽皇平です(^^

日々多くの方の声の相談を受けていると、
本当にいろんな種類の質問をたくさんいただきます。

それらの質問に答えていく中で、
そもそもボイストレーニングとは何を鍛えるためのものなのか?

この本質を理解できていないがために、
いろんな疑問を抱えている人が多くいらっしゃるなと感じました。

ここが理解できていると、

  • 自分の声の課題はなんなのか?
  • この練習は何のためにやっているのか?

これらが理解しやすくなりますし、
自分の成長も客観的に体感もしやすくなりますので、
ぜひともこの本質を理解していただきたいと思います。

声は「呼気」と「声帯振動」のバランスで成り立っている

声というのは「呼気」の圧が
一定のポジションで維持された声帯を「振動」させることで音が生じ、
口腔の形などで響き方が変わり、声として発声されます。

例えば、

C4の高さで発声しているとき、
声帯はC4の高さが出るようなポジションに固定されており、
そのポジションにいる声帯を振動させるために
必要な呼気圧が加わっている状態にあります。

声帯のポジションが安定していなかったり、
呼気圧が安定していなかったりすると、
C4での発声自体がブレてしまいます。

もっと細かく言うと、

同じC4の高さでも、
声帯を太めに振動させる(地声強め)のか、
声帯を薄めに振動させる(裏声強め)のかで、

呼気圧のバランスも微妙に変わってくるので、

C4の高さを安定して出すために、
これらの絶妙なバランスを一瞬で作り出さないといけないわけです。

普段何気なく声を出していますが、
実はとても複雑なことが体内で起こっています。

歌においてはその複雑な動きをさらに
繊細にコントロールしなければいけないのです。

ボイストレーニングとは、そのコントロールを
上手くできるようにするための鍛錬になります。

ボイトレの仕組みはスポーツと同じ

発声もスポーツと同じです。

いわゆる運動神経が悪いとされる方は、
自分の身体の細かいコントロールが苦手だということなんですね。

でも、運動神経が悪くても練習を続けることで、
少しずつ身体の動かし方が上手くなっていきます。

ボイトレもこれと全く同じように考えていただいて構いません。

先ほどのC4の高さの声を発声する例で、
C4の高さが安定して出せていない人がいたとします。

1回1回発声するごとに声にブレがある

つまり、声帯を正しいポジションに一瞬で持っていくことができない、
かつ、そのポジションで維持できていない。
もしくは、呼気にムラがある。

ということですので、

例えば、
「ハッハッハッ」と短い息の吐き方で
同じ高さの音を繰り返し発声して、
全部同じ質感の音で安定して発声できるように練習します。


一瞬の呼気で瞬時に声帯を正しいポジションで鳴らせないと、
1回1回の「ハッ」の音にブレが生じます。

それがブレなくなってくるということは、
声帯の細かいコントロールが上手くなってるということです。

このようにして考えると、

ボイストレーニングもスポーツの練習と同じで、
現状できない身体の動きを、
反復練習することで身体に染みつかせるのです。


ですが、声帯の筋肉や身体の内側の筋肉というのは
目で見えない分、動きがわかりづらいですし、

音の安定感や質感も耳が鍛えられてないと、
良いか悪いかも自分で判断しづらいため、

このボイストレーニングというものは
とても掴みどころが難しいと感じる人が多いと思います。

そのため何を鍛えるための練習か
イメージできていない状態でがむしゃらにやっても、
なかなか身に付きづらいですし、

予想していたよりボイトレの効果がないと
期待とのギャップを感じてしまう人もいます。

本質をしっかり理解していれば、
期待に対するギャップが生じることも
少なくなりますので、


講師として、ぜひ皆さん一人ひとりに
わかっていただきたい重要な内容です。

独学で上手くなれるのは「課題解決力」がある人

ボイトレをやっている方は、
誰かから教わってやっているか、独学でやっているかの
どちらかになると思いますが、

独学でやっていて「なかなか上達しません」と
何回も質問してくれる方もいらっしゃいます。

そういった方の質問内容や
取り組み方を見ていると、

やっぱり自分の課題を間違って捉えていたり、
練習の取り組み方が間違っていたりすることが多いです。


ボイトレに限らないのですが、

何事も習得が速い人というのは、
「課題解決力」がある人です。

自分の課題を正確に把握して、
それに対する解決策を自分でしっかり考えることができて、
そして、解決できるまで試行錯誤を繰り返しできる人です。


ただ、ほとんどの方は
しっかり考えて練習してると思います。

でもうまくいかないのはなぜか?

それは、

良い解決策を考え出すための知識や
アイデアの幅が足りてないことが多いのです。


要は、自転車の存在を知らなければ、
遠い場所まで早く到達するための解決策として
走ることしか思いつかないということです。

いろんな知識をインプットすることで、
アイデアの幅は広がっていきます。

その中でも効果のあるものと、
ないものもあるでしょう。
であれば、効果のあるものに当たるまで試行錯誤の繰り返しです。

そして、「これは!」というアイデアに行き着いたときに
歌声は急激に成長するものです。

僕もそうやって歌を上達させていきましたし、
その考え方が根本にあれば、
大体なんでも器用にこなせる人間になれます。

これは経験を積み重ねていくごとに
物事の本質が見えるようになってきて、
課題解決力も徐々に上がっていきます。


ぜひ皆さんも日ごろから意識してみてください。

インプットした知識の整理も必要である

今回はちょっと違った方向性での話になりましたが、

僕のレッスンを受けてくださっている生徒さんで、
上達の速い人はやはりこの考え方がちゃんとできる人です。

あともう一つ重要なポイントは、

インプットする知識の量が多くても、
どの知識が必要で必要でないか、
またどのように整理して理解しなければいけないかも重要です。


それも頭の中でごちゃごちゃしてしまうと、
課題解決力のある人でも悩んでしまいます。

そこでボイトレのレッスンでは、
僕がその知識の整理を代わりに
行なってあげる役割を担っています。

生徒本人に思考を整理してもらい、
今行っている練習には何の意味があるのかも
きっちり説明しながらレッスンを行っていますので、

ありがたいことに、
「レッスンがわかりやすい」「モヤモヤが解消された」
という声をたくさんいただいております(^^

歌ウマを目指す方には今回の話を必ず
頭の片隅に置いていただると嬉しいです!

気軽にボイストレーニングを受けられる環境

ここまででボイストレーニングというものを
理解するための話をしてきましたが、

僕も日々、どのように工夫したら
ボイストレーニングが今よりも理解しやすく、
多くの人が気軽に受けられるものになるのか考えております。

そして、ひとつ結論が出ました。

7月27日に、
皆さんに向けて一つ新しいコンテンツを
お届けできる予定です
ので、
ぜひチェックしておいてください。

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まだ登録されていない方はぜひお願いします!

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筆者プロフィール

赤羽皇平
赤羽皇平海外生まれのハーフボイストレーナー
カラオケが上手くなりたい一般の方から現役の歌手まで、オンラインを通して数々の人に自身のボイトレメソッドを指導。理論がわかりやすく効果を実感できると評判であり、自身が運営するYouTubeチャンネルも登録者数6万人を突破!